一般社団法人 兵庫県珠算連盟


News お知らせ

明石珠算振興会 競技大会

第54回 兵庫県通信珠算競技明石大会

 8月10日(日)明石城を見わたせる明石商工会議所7階ホールにて、兵庫県通信珠算競技明石大会が開催されました。各教室を代表して、1年生から大学生まで63名の選手が参加しました。後方に用意した観覧席も埋まり、大勢の保護者が見守りました。競技に入り、張りつめた空気の会場に、選手のはじく珠の音がハーモニーを奏でました。保護者の方は、普段とは違う子どもの真剣な姿を見て、息をのんでいたようです。

 表彰式では、下司副会長より、一人一人に表彰状と賞品が手渡されました。下司副会長は第1回から携わり、今回で54回目となるお話がありました。選手の参加回数は、半数程度の方が今回初出場です。2・3回も多く、7回の方もいましたが、なんと最高は13回でした。小学2年生から連続参加で金賞を取り続け、今は満点を狙う大学生の友田優作君です。

 また今回は、イギリスから6月検定受験のために来日した、リクソン馬本アニカ日子さんが参加しました。検定は見事に1級合格しました。彼女のお母さんも子どもの頃、下司先生に習われていました。先生の指導を受けるために、毎年6月に日本に戻っています。直接指導は年に数回ですが、自宅での反復練習に励んでいます。

 永年にわたり力を尽くしてくださる諸先生方、そろばんの持つ魅力がみなさんの心をつなぎ、これからも受け継がれていくことを願い、さらに世界に『輪』と『和』が広がっていくことを実感した1日でした。